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一寸先は沼

ジャニヲタをバカにしていたオタクが突然V6におちて戻れなくなった話

V6のおかげでメシマズ卒業したかもしれない話

実家を出て5ヶ月。

どうやら私はメシマズ嫁だったらしい。
結婚してないけど。

自分はそこそこ器用で、要領もよくて、やれば何でもできる子だと思っていました。いや、やれる子なんですよ。ホントに。
料理も今までだってたまーにやってたし。
実家は居心地よかったし、家族も優しいし、楽しいし、特に「早く家出ろ」って言われていたわけでもないというか、むしろカーチャンは
J( '-` )し <いつまでいてもいいのよ
なんて言っていたものですから、そもそも実家を出る理由もなかったんですよね。

でもさすがにアラサーで親のスネかじってだらだら暮らしているのもどうなのと。自分の中で多少危機感を覚えまして。
社会経験しないとなと決心して実家を出たのが去年の10月。
ちなみに、この時点では、まだ私はV6に出会っていないわけです。いや出会ってはいたけど。存じてはおりましたけれども。
まだまだがっつりコスプレイヤー
掃除洗濯はできないので()料理だけでも頑張ろう!私ならできる!YDK!
そう思って始めた生活なんですが…





このざま。
米が炊けないってどういうことだ。
自分が何もできなさすぎて、この日はマジで泣いた。泣きながら寝た。
何がYDKだよ。
Y(やっても)D(できない)K(クズ)だよ。

器用ぶって冷蔵庫の残り物で何かが作れるアピールをしたかったんだろうな。
その後米はしっかり炊けるようになったので、コツコツほぼ毎日。頑張ってた。うまくやれてた。自分ではうまくやれてると思ってた。
というか、そもそも別に自分ではうまいメシが作れてると思っていたんですけどね。
バカ舌ではないはずなので、そんなにひどい物を作っているつもりはなかったのですが。

けれども、よく考えてみたら一緒に住んでいる彼氏は、あまり「おいしい」と言ってくれなかった気がする。
たまに聞くけれども、そういうときはたいてい味がついてる肉を焼いただけとか。そういう日ですよ。
言ってくれないってことは!?まずいってことなのでは!?百歩譲ってまずくはなくても、おいしくはないということでは!?
「おいしい」という言葉を強要するわけではないですが、何か…こう、もう反応で分かるわけですよね。

ああ…YDK…やってもできないクズ…いっそできないなら買えばいいのに…自覚がないからタチが悪い…いやだって私できるはずだもん…できてるもん…

レシピ本でも買ってみようかなあと何度も思いながら買わず、気づいたら年が明け。
でもお料理の本はほしかったんですよ。ホントに!ウソじゃなく!
ただここでA型のグータラな性格が出てしまうんですね。
「本買おう(買わない)」
「やろう(やらない)」
A型って基本グータラズボラだよ!?几帳面なのは好きなことにだけだよ!?(当社比)

ぶい関連のものも、ほしいものはあらかた揃いつつありやっと落ち着いてきたというのもあって、また毎日のご飯に頭を悩ませる日々が始まるのか…やる気ないな…だるいな…めんどくさいな…とケツをかきながらボーッとぶい棚(こたつに入ったままDVDが手に取れる魔の祭壇)を見ていた時。

…ん?

あ。

長野博のなっとくめし

長野博のなっとくめし

坂本昌行のOne Dish

坂本昌行のOne Dish

あるじゃん。レシピ本。


すっかり忘れていた…
買ってそのまま置物と化していたなっとくめしとワンディッシュ。
コレクション感覚で買って並べて満足してしまうオタク癖何とかしないと…

でもこういうレシピ本って、一人暮らしとかに向かない食材とか調味料たくさん必要なんでしょ!知ってるよ!バルサミコ酢とか!バルサミコ酢とか!バルサミコ酢とか!!

とは言いつつも、
「料理を作りたくて買ったわけではないけれども」
「せっかく我が家にあるんだからやってみよう」
長野博がレシピを提案してくれているんだから」

となったわけです。

まずは本そのものを読み物としてしっかり熟読。
すごいですね。長野さんすごい。食物に対する熱量が。
一つ一つ読んでるうちに私は長野博の養子になりたくなりました。どうしたらなれるかな…
ワンディッシュは番組が元なのでいわゆるレシピ本という感じですが、なっとくめしは読み物にレシピがついてるという感じ。なので、レシピをガッツリ使いたい!というのにはワンディッシュの方が適しているかなあ。
でもなっとくめしの副菜が良い。
サラダとかあと一品…って思っていた私にぴったり。

とりあえず、無理なく作れそうなものや作りたいものにふせん。
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こんなに!ついたよ!なんだか嬉しいよ!ついでにレシピページを写メ。いつでも考えられる!


そんなこんなでなっとくめし活用の日々が始まったわけで。早1週間です。
飽き性の私がまだ続いている!びっくりだ!
今まで作ったものがこちら。
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  • きのこと豆苗の塩昆布炒め
  • にんじんのサラダ
  • 里芋と根菜のとろみ汁
  • おかひじき入りコールスロー
  • トマトのシンプルサラダ
  • イチゴのサラダ
  • いんげんとじゃがいものマリネサラダ

見事にサラダばっかりですが…できない人間が難しいことやろうとして、万が一うまくいかなかった場合が怖いなと思ったので…
簡単なものからチャレンジして、ちょっとずつレベルアップしていく作戦に。

でもそれが思いのほか効果的に働いている気がします。
シンプルなものだからこそ、「こうするだけでこんなに違うんだ!」っていうのがよく分かるんですね。

それを特に感じたのが「イチゴのサラダ」。
当初は作るつもりもなく、ふせんすら貼っていませんでした。(イチゴはデザートだよ…)
たまたま先日豆苗を買ってですね。それを育てる用のパックがほしいな、ついでにイチゴ食べたいな、と思っていたところ、たまたま20パー引きのシールが貼られていたのでついつい買ってしまったわけです。
そのイチゴがおいしくなかった!!!
甘くもない!酸っぱくもない!!なんだこれは!!!せっかく買ったのに!!!クソが!!!!
まぁ仕方ないですこんな時期の20パーオフシールのイチゴなんて…期待するだけ無駄…
それが運の悪いことに、小粒で量が多かった…
どう処理しようかと。手馴れた方なんかはジャムとかにしちゃうんでしょうかね。当然ながら今の私にそんなスキルはないと。
そこでなっとくめし。
そういえばイチゴのサラダなんてもんがあったな!ちょうど材料も揃ってるぞ!あえるだけ!やってみよう!と思いたって作ってみたんです。

あんなまずかったのにおいしくいただけました。

混ぜるだけ、あえるだけのものばっかりで、やったうちかよ、と思われそうなんですが、それだけでも
「おいしくできて嬉しい!」
「もっと作りたい!」
っていう気持ちが自然と湧いてくるんですよ。自信につながるんです。

数ヶ月前、米が炊けなくて泣いてた私。
思った通りに作れなくて泣いてた私。
その私が、素材たった一つに調味料をあえるだけの料理に自信をもらえるなんて。

料理が苦痛だった日々を思い返すとウソのようです。
あと気づいたこと一つ。
もともと単純作業というか、決められた通りにやることが好きなので、決まった分量決まった時間でレシピ通りに作るのが楽しい!
ワンディッシュも活用し始めました。
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なっとくめし活用ご飯を始めて、先日彼氏に「ご飯上達したね」と初めて言われました。
「おいしい」と言ってもらえる回数も増えた気がするし、今までのとは明らかに違う「おいしい」で、人に「おいしい」って言われるのってこんなに嬉しかったんだなあとしみじみ。

でもよく考えると、「上達した」ってことは「あんまりおいしくなかった」ってことなのでは?????
「まずかったってこと?」と聞いたら

「今まではまあ…それなりだったよ…」


やっぱりまずかったんだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

でもこれでメシマズ卒業と言ってもいいんじゃないでしょうか。
「長野くんのおかげだね~」とご機嫌なトーンで言われたんですが、ホントだよ!!私が長野博におちたおかげだ!!!長野博が博識なおかげだ!!!!!長野さんのおかげでお前はうまいメシが食えるんだぞ!!!!!!!長野博に感謝しろ!!!!!長野家に感謝!!!!!!!!


もしかしたら、長野さんの本じゃなくてもこうなっていたかもしれない。
普通に料理本を買っていても同じだったかもしれない。

でも逆に、長野さんの趣味が食じゃなかったら、長野さんを好きになっていなかったら、ズルズルと料理本も買わずにメシマズを続けていたのかとも。
少なくとも今の私が真面目に料理をするきっかけをくれたのは間違いなく長野博。そして坂本昌行ありがとう坂長。ありがとう夫婦。