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一寸先は沼

ジャニヲタをバカにしていたオタクが突然V6におちて戻れなくなった話

2016年度 いい肉の日の長野担の記憶

今回の件、すぐにでもまとめたかった。その日の汚れ(?)その日のうちに。
でも、さすがに一日でまとまるようなものではなくて…というか書く気がおきなくて…
とてもじゃないけど、ホント、それどころじゃなかった。

それでもこうやって今書いてるのは、やっぱりこんな大きな出来事いつ書くの!!さすがに2017迎えるまでには心の整理したいよ!!やるよ!!

まずは、長野さん!!おめでとうございます!!めでたい!!喜ばしい!!

昔の雑誌を見ていても、「結婚したい」「いずれ結婚する」「子供ほしい」とわりとよく言っていたイメージでしたが、最近のご様子を見ていると「こりゃもうダメかな…そっちは捨てたのかな…」と思わざるを得ない感じだったので(すいません)、文字通り寝耳に水でした。

今回の件、個人的にはわりと前向きです。前向きに捉えられてる、と思ってます。
でもそれとは別に、やっぱりいろんな気持ちがぐるぐるしてるのもまた一つ。
何なんだろう。この気持ち。
その整理のために今書いています。


知ったのは朝9時。
ソースはツイート1件のみ。「FCから封筒が来ていた」「結婚とのこと!」と。

まず今回の情報の広まり方、拡散について、異議というか、少し言わせてください。

11/29の日付指定の封筒でFC会員に届いたご報告。
ネットニュースは10時前後からじわじわと増え始め、それとともにうちにも届いた!という報告ツイートも増え始め、事実確定。

郵便物が届くタイミングは結局自治体で差が出てしまうにしろ、順番的にはFCが一番最初だったわけで。
どっちにしても私は朝受け取ることができないし、そのツイートがなくてもネットニュースで知ることになったと思います。「ちょっと!?ひろし結婚って!?ネットニュース出てんだけど!?!?!?FC何か届いてる!?!?はよ帰ろ!?!?」ってなったと思います。
でもその方がよかったなとも思ってしまう。
そもそも年会費を払ってFCに入っているわけで。
入っている人が知れる情報だと思うんですけど。
会報の内容は…もしかしたら流出してるのかもしれないけど、少なくとも私はツイッターで見たことない。
どんな情報であっても軽率にSNSに載せるべきではないのでは?
それが今回のようにめでたいことだったとしても。
「どうせ皆知るんだから」じゃなくて。
「入ってない人のために」じゃなくて。入ってない人のこととか知らんし。

私は去年からの新規だし、FCも入ったのは今年からだから、大きなことは言えないかもしれない。
でも、せっかく「ファンの皆さんに最初に」と言ってくれている情報を、こんな形で、しかも本当なのかどうかわからないとか、デマなのでは、とか。
疑うような、そんな複雑な気持ちになってしまったことをすごく後悔しています。


話を元に戻して…

もちろん平日だったですから、仕事に向かっていたわけです。
本当なの!?嘘なの!?何なの!?他に届いた人いないの!?と大混乱のまま出勤。
KinKiファンの先輩に相談するも、情報がなさすぎる!!落ち着け!!と諭される。
でもちょっとまって…

今日大安だ…

デマだとしたら出来すぎている…


とりあえず仕事だと。本当だろうがデマだろうが今はとにかく仕事!!

ミスばかりの午前中はあっという間に過ぎ去り…

昼休みにツイッターを開くと、続々と封筒届いた報告がされていました。
それを見た時点で「あ、本当なんだ」と冷静になって、ツイッターを閉じる。

一番最初に届いたご報告を読みたい。
したその事実がすべてのような気はするけど、やっぱり彼からの言葉を最初に入れたかったから、ネットは遮断。

午後もやる気は起きるわけがなく。
ネットも使う仕事なので、名前を見た瞬間ページを切り替えるなどあの日だけで俊敏性と状況判断能力が鍛えられた気がします。


もちろん定時で退勤、ダッシュで直帰。
いつもV6を聴きながら通勤しているんですが、こんな時何を聴けばいいのか全然わからないしちょっと聴きたくなかったので、星野源ちゃんの「恋」をエンドレスループしてました。今思えばそれもそれでどうなんだ。夫婦を超えてゆけだぞ。


家が見え、走ってポストに向かうなんて何年ぶりだろうか。
ポストを開けた瞬間目に飛び込む白い封筒。
震える手で取り出し、階段を駆け上がる。
もたもたと鍵を開けて中に入る。
上着もカバンもその辺に投げ捨てて、ハサミを取り、慎重に封を切る。正座で。

真っ白なカード。
まるで招待状のような。
小さなお店のコースメニューのような。
白いカードに並ぶ金色の文字。
表紙は本当に彼らしい、フォークとナイフが並んだシンプルで、でも品がある。
それを見ただけで、「あっ」と一瞬。
寂しさと、心が躍るような感じと、血の気がさっと引くような、ざわざわとした感情が胸に。

開くとまた金色の文字と、黒いペンで書かれた名前。

あ、いつもの長野くんの字だ。


わかってはいたけれど、こうやって改めて本人の言葉で事実を告げられると、つらいものがありました。
今こうやって振り返ると、やっぱりつらかったんですかね。好きな人に手紙でふられるような。
でもよかったね、おめでとう、という気持ちももちろんあって。
昔から抱いていた気持ちをしっかり形にできて、本当によかったと。
何だかわからないけど涙が止まりませんでした。
嬉しい涙なのか悲しい涙なのか、今もわからないし、多分ずっとわからないと思います。
でもそれを読んだ時点では、その事実を受け止める余裕がありました。
なんだろう。なんなのかな。

それを読んでいたのが20時前。
そうですこの日はベストアーティスト。

あと少し待てばメドレー。
これを送ってくれた人が。
今日、婚姻届を出した人が。
新たな人生をスタートした人が。


画面に映った瞬間から、止まった涙がまた溢れてきた。
変わらない。何も変わらない。長野くんも、他の5人も、なーんにも変わらない。変わらない「ように見える」。
いつも通りのV6を見て、これからもずっといつも通りでいてくれるんだっていう安心感と、好きだっていう気持ちに泣いて。
でもどこか空気が違う、いつも通りでいようとしてくれている雰囲気、照れ隠し、緊張感みたいなものも感じてしまって、また泣いた。

婚姻届を出す日って、男女が正式に夫婦になる記念すべき日、結婚記念日。
たまたまスケジュールがかぶっただけでここまでの大ごとにするつもりは多分なかっただろうけど、そんな日にメンバーやファン、事務所のみなさんと過ごしてくれる。そんな長野くん。

内容には触れませんが、画面に映っている間中ずっと泣いてた。
どこを見ても幸せしかなかった。
真ん中にいくわけでもなく、いつもみたいにカメラに笑顔を向けてくれる長野くん。
でもその笑顔はいつもと違って見えた。いつもよりもずっと優しくて、ずっと幸せそうで、ずっとずっと輝いてた。


あの時の自分の気持ちを冷静に考えると、やっぱり寂しさもあったのかも。
結婚という言葉を口には出さずとも、別の人と幸せになりますということをテレビで報告されて、それを同じ事務所の皆さんに祝ってもらう。アイドルを応援するファンにとって、そんな残酷なことがあるだろうか。

年齢がどうとか関係なく、ファンにとっては「いつまでも私のアイドル」。
アイドルは夢を与える仕事、とはよく言うけど、そんなこと誰が決めただろうか。勝手にファンが夢を見ているだけなのではないか。
そんなことわかっているけど、こういう現実をつきつけられて「いつまでも」が「いつまでも」にできない、そう思った時がいわゆる「担降り」なのかもしれない。


でも、V6は井ノ原さんの件があったから、長野さんは今回決断する上ですごく悩んだだろうな。
仕事、メンバー、ファンに愛を持って、誇りを持ってくれている長野さん。
アイドルという職業をしている以上、すべてのファンに受け入れてもらうことは無理だっていうこともわかってるだろうし、それこそ生放送がある日に報告、入籍したことも、どんな声も全部受け止める覚悟であの日を迎えたんだろう。

あの日の長野くんは、幸せそうな笑顔とは別に、どこか不安そうで、申し訳なさそうで、緊張していて、ちょっとおろおろしてる感じだった。
きっとあんまり大ごとにしたり派手にしたくない、するつもりもなかったんだろうな。
でもあの日のあのサプライズ。
仕事の仲間が本当に長野くんを好きで、信用して、信頼して、愛してくれてるのが全部伝わってきた。
それでも真ん中にいることを避けるような、謙虚な心を姿勢で見せてくれる。ありがとうございます、と一歩前に出て、しっかり頭を下げてくれる。

あの日ネットニュースで知った「29日入籍」の話。
そこから考えると、FCでの報告は「しました」という「事後報告」ではなく「今日これからします」という「決意と覚悟の宣言」だったんだ。

人生における一大決心。
普通に生活してたって、知り合いから「私達結婚しました」と手紙やメールで知ることだって多いのに、芸能界というこちらとは違う世界で生きている人が「することになりました」「これからします」と、きちんとこちらと向き合って報告してくれる。

私はすごい人を好きになってしまった。


嬉しい、悲しい、寂しい、幸せ。
どんな感情なのかわからないけど死ぬほど泣いた。もしかしたら強がってるだけなのかもしれない。
でもそれは、苦しいのは私だけじゃなくて、きっと長野くんもなんだ。
悩んで苦しんだ末の、長野くんのあの日の決意と覚悟を私は受け止めたい。
彼の幸せが自分の幸せでありたい。


結婚と仕事。
アイドルをやっている以上、天秤にかけて「仕事」を選ぶのが当然、という声もあるかもしれない。
でもそれによって悩み苦しみ、モヤモヤとしたものを抱えながら仕事をされるのであれば、その方が私は嫌だ。
だから今回こういう形できちんと報告してもらえて私はよかったと思っています。


アイドルである前に人間である。
人間である前にアイドルである。
そこに答えはないし、いろんな意見や感情があって当然。
その中の一つの声としてここに気持ちを記します。


おめでとう。ありがとう。これからもよろしくお願いします。